河田紗弥 20年7月26日放送
耳で楽しむ夏の風物詩。 花火
夏の風物詩のひとつである、花火。
花火の原料となる火薬が発明されたのは、
今から2000年以上も前のこと。
中国で薬を発明したり、錬金術を研究したりしている研究者たちが、
偶然火薬を発明したことが始まりだったとされている。
ここで発明された火薬は、
世界中の戦いで使われることとなり、
日本でも戦国時代に鉄砲や打ち上げ式ののろしなどに
使われていた。
そんな火薬が、
花火として人々に観賞されるようになったのは、
江戸時代に入ってからのこと。
戦いがなくなったとき
人は火薬が作り出す美しさに気づいたのだろうか。