河田紗弥 20年7月26日放送
耳で楽しむ夏の風物詩。 金魚すくい
夏の風物詩、金魚すくい。
その始まりは、江戸時代の後期ごろと言われている。
浮世絵などの版画に
金魚すくいを楽しんでいる子どもたちの様子が
描かれているからだ。
当時は、ポイではなく
すくい網を使って
制限時間内に、
どれだけ金魚を取ることができるかを楽しむものだった。
明治後期になると、
金魚を持ち帰ることができるようになり、
すくい網だと多くの金魚が持って行かれてしまうため、
現在のポイのようなものが誕生した。