大友美有紀 20年8月2日放送
「金銀の日」 織田幹雄
今日は金銀の日。
その由来となったアスリートの一人は、織田幹雄選手。
昭和3年、アムステルダムオリンピックの
三段跳びで金メダルを獲得しました。
実は「三段跳び」と名付けたのも織田幹雄選手でした。
英語では「ホップ・ステップ・ジャンプ」という競技。
日本でも「ホ・ス・ジャンプ」と呼ばれていました。
ただ、これでは長すぎる。
そこで織田選手は「三段跳び」を提案したのです。
これが採用され、今日まで使われています。
織田選手は、現役引退後も指導者として、
陸上競技に情熱を注ぎました。
指導を受けたい、と要望されれば海外にも行き、
生涯で40カ国以上の国でコーチをしたそうです。
世界を飛び回る、
ジャンプの多い人生でした。