川田琢磨 20年8月29日放送
麻雀というもの
中国で生まれた麻雀を世界へ広めたのは、アメリカ人だった。
日本の麻雀のルールも、半分はアメリカ式だと言われている。
そう、麻雀とは、広がった先々で、独自の発展を遂げているゲームなのだ。
アメリカの麻雀には、
ゲームを始める前に、いらない牌を隣の人と交換する
チャールストンというルールがある。
さらに、ジョーカーが存在する。
そして、役が毎年変わるので、
その度にルールブックを購入しなければならない。
一方、日本では当たり前のリーチやドラは、
海外ではローカルルール扱い。
日本式と呼ばれる、独自のルールだ。
古い遊びと思われがちな麻雀だが、
実は、まだまだ進化中のボードゲームなのである。