岡安徹 12年9月29日放送
乗り越えてゆく男 ② / ウィンストン・チャーチル
学生時代、成績の振るわなかったチャーチル。
同級生がラテン語やギリシャ語を習得しエリートの道を行く一方、
彼に外国語は難しすぎると、
母国語の英語のみを徹底的に学ぶようすすめられたという。
しかし、この劣等生としての処遇が、後に功を奏した。
社会に出て、実務において英語を操る必要性が高まるにつれ、
かつての優等生にひけをとらない筆力で、人の心に語りかけられるようになれたのだ。
チャーチルは言う
「未来のことはわからない。
しかし、我々が生きてきた過去が未来を照らしてくれるはずだ」
すべての出来事に意味がある。心に力が欲しいとき、そう思ってみませんか。