名雪祐平 12年9月30日放送
パラリンピックの父、子 日本人命名者
オリンピックのあとの
パラリンピック。
この、パラリンピック
という名前は、日本人が名付け親。
1964年、東京オリンピックの一カ月後、
車椅子の選手たちによる国際大会が
同じ東京で開催された。
この大会に愛称をつけることになった。
車椅子の下半身麻痺者のことを
パラプイレジア(paraplegia)という。
そのパラと、オリンピックを合わせて
パラリンピックと命名された。
ただ、名付け親の日本人が
だれなのかは、定かでないらしい。
現在では、車椅子以外の
多くの障害者が参加するようになり、
「もう1つのオリンピック」という意味から
パラレル(parallel)との合成語で
パラリンピックと呼ばれる。