村山覚 13年1月13日放送



ウォルト・ディズニーの20歳

第一次大戦中、
若きウォルト・ディズニーはフランスにいた。
愛国心の強かったウォルト青年は
通っていた高校を辞めて軍隊に志願したのだ。

終戦後、アメリカに戻ったウォルトは
新聞や広告のためのイラストレーションを描いて生計を立てた。

その後アニメーションを知ると、その可能性に魅せられて
短編映画の製作を始めたのが20歳の頃。
そして、ミッキーマウスが生まれることになる。

後にウォルトは言った。
「何かをやりたいのに、選んでばかりの人はもったいない。
 チャンスがあるうちに、中に入ってみる。
 そうすれば、そこから何かが生まれるかもしれない」

迷っていないで、まずは飛び込んでみよう。
それが20歳の特権なのだから。

明日は成人の日。

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