蛭田瑞穂 13年1月19日放送
未来をつくる日本人③稲垣正司
バトントワラー、稲垣正司。
昨年終了したシルク・ドゥ・ソレイユの東京公演『ZED』に
バトントワラーとして出演していた、ただ一人の日本人。
6歳でバトンを始め、世界選手権を11連覇するなど、
バトンの世界の頂点を極めた後、シルク・ドゥ・ソレイユに入団した。
世界中から集まったパフォーマーたちとの共演で
いかにしてオーラを放ち、観客の目を惹きつけられるか。
稲垣のバトンは競技から芸術へと変わり、
彼自身もアスリートからダンサーへ生まれ変わった。
東京公演の終了とともにシルクを退団した稲垣。
次は指導者として世界一を目指すという。