澁江俊一 13年1月26日放送
rajkumar1220
海の向こうで愛されている日本人 西岡京治
海の向こうで愛されている
日本人の話を
知っているだろうか。
1964年、農業を指導するため、
ブータンを訪れた西岡京治(にしおかけいじ)。
日本の技術を無理に押し付けず
現地の状況を見つめながら住民と対話を繰り返し
最少の費用で、最大の効果を目指した。
大根をはじめ、数々の野菜を紹介し、
並木植えにより米の収穫を増やし
多くの水路や田んぼ、道路をつくった西岡は、
2年の予定を延長し、28年もの間ブータンに貢献。
国王から最高の栄誉である「ダショー」の称号を授与された。
西岡が惜しみなく与えた知識は
世界一幸福な国に、
今も多くの実りをもたらしている。