大友美有紀 13年2月10日放送
「オーロラ・神秘の言葉」アリストテレス
オーロラを見るためには、北極の近くの
寒い国へ行かなければならない。
けれど、ギリシャの哲学者アリストテレスの著書、
「気象学」にはオーロラと思える記述がある。
「光のたいまつ」「小さな光明(こうみょう)」
「丸い水差し」「飛び跳ねるヤギ」などと表現している。
現代のローマでオーロラが出現するのは10年に1度ほど。
地球の磁力が今と違っていたのだろうか。
1点から光が吹き出し、天が避けていく。
これもアリストテレスの記述だ。
未知なるもの、
想像を越えて、なお美しいものは、
恐れられる。