蛭田瑞穂 13年2月17日放送
Marc Wathieu
BAUHAUS 7限目「芸術とは」
1919年にドイツに設立された総合造形学校「バウハウス」の講師に
モホリ・ナギというハンガリー出身の芸術家がいた。
写真やデザイン、彫刻など広範囲に渡って
先駆的な創作活動を行なうモホリ・ナギは、
バウハウスの教育理念を体現する人物だった。
芸術とは何の役に立つのか?
しばしば問われる疑問に対し、モホリ・ナギはこう述べている。
芸術は感覚の研磨機であり、
観察力や理性、そして感受性を強くする。