大友美有紀 13年8月4日放送
よっちん
「夏の職人」うちわ職人 高出雅之(たかいでまさゆき)
夏、街で広告入りのプラスティックのうちわをもらう。
便利なのだけれど、自分用の特別なうちわを持ってみたい。
日本三大うちわ、香川県の丸亀うちわは、
柄と骨が一本の竹でできているものが多い。
高出雅之(たかいでまさゆき)は、竹骨だけをつくる骨師だ。
通常よりも細かく割く「小割」という技術を使う。
しなりが格段に違うという。
うちわは、機能美。絵柄や形だけでなく、
あおいでみた感触、しなりで選んでほしい。
職人の手によるうちわは、竹骨だけでもオブジェのように美しい。