礒部建多 13年11月24日放送
OLの曲
OLの教祖と呼ばれ
働く女性たちから多くの支持を受けている、
シンガーソングライター、古内東子。
本人がメディアに出ることは滅多にないが
その歌はテレビドラマのテーマとしてよく使われた。
古内の楽曲は、デビュー当時から変わる事なく、
恋愛に向かう女心をリアルに歌い続ける。
彼女の切なくも温かい音楽に、
OLたちは自分の体験を重ねながら、
聴いているのだ。
古内は言う。
含みの美学、みたいなものが表れていると思います。
自己投影できたり、少し余白があった方が
気持ちを込めやすい気がしています。
古内のつくる余白は
恋や仕事に疲れたOLたちの心を癒し
優しく背中を押している。