佐藤理人 13年12月21日放送
y.caradec
SLJ②「カンヌ」
俳優サミュエル・L・ジャクソンが
ブレイクしたのは42歳のとき。
きっかけは大学の後輩
スパイク・リーがメガホンをとった
「ジャングル・フィーバー」
母親の家具を売ってまでドラッグを買う
麻薬中毒者を演じたサミュエルは、
カンヌ映画祭で助演男優賞を受賞した。
実はカンヌに助演男優賞は存在しない。
彼の演技が素晴らしすぎたため、
特別に作られたのだ。
何故俺が麻薬をやるかって?
ジャンキーだからさ。
家族に責められても、
平然と言い放つサミュエル。
彼に役作りは必要なかった。
売れなかった80年代、
実際にコカイン中毒だったからだ。
役とは異なり、
麻薬を断ったサミュエルは、
スターへの道を歩き始めた。