古居利康 14年2月22日放送


robbiesaurus
やめない女 クルム伊達公子

伊達公子は、
1996年にコートを去った。

ウィンブルドンの準決勝で、
シュテフィ・グラフに敗れてから、
2ヵ月後のことだった。
早すぎる引退を、誰もが惜しんだ。

11年半ののち、伊達公子は、
クルム伊達公子として帰ってきた。

2009年、全日本選手権で優勝。
2010年、全仏1回戦突破。
2011年、15年ぶりにウィンブルドンの
センターコートに登場。
昨年のウィンブルドンでは3回戦進出。
史上最年長の記録となった。

クルム伊達公子の挑戦を支えているのは、
夫ミハイル・クルムのこんな言葉かもしれない。

「彼女がツアーに行きたいなら、
 100%応援する。
 奥さんが幸せになれることを
 僕は応援したいから。」

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