大友美有紀 14年7月6日放送
dimsumandsiomai
「サンダルの季節」 安いサンダル・松任谷由実
「安いサンダルをはいてた」
松任谷由実のデステニーの歌詞の一節。
1979年発売のアルバム「悲しいほどお天気」の収録曲だ。
松田聖子がデビューした年でもある。
自分の元から去った恋人を、
いつか見返すために、
どこに行くにも着飾っていた主人公。
でも、偶然再会した時には。
どうしてなの、
今日に限って、
安いサンダルをはいていた。
その油断、恋への執念のゆるみ。
だから結ばれない運命なのだと、
たった一行で描いてみせた