三國菜恵 14年8月31日放送
あの人の夏 少年アヤ
からだは男の子だけれど、心はどこか女の子。
かわいいものが昔から大好き。
そんな作家・少年アヤの夏は、
ハウスダストに苦しめられた夏だった。
好きが高じて集めたファンシーグッズの数々。
日焼けで傷まないように
大切にしまいこんでいたら、
埃の温床になってしまったのだ。
その光景を見たアヤ。
随分と申し訳ない気持ちになった。
物って、視線を行き届かせていないとたちまち傷む。
「愛してるよ、大切にするよ、宝物だよ」という姿勢が肝心な気がします。
さんざんな夏だったけれど、
モノとの関係を見直せた夏だった。