礒部建多 14年11月16日放送
名コンビの和解
許して、受け入れる。
今日は国際寛容デー。
マイケルジャクソンの黄金期を支えた、
敏腕プロデューサーでありアーティストの、
クインシー・ジョーンズ。
音楽業界に数々の金字塔を打ち立て、
「最も売れたアルバム」としてギネスにも載った。
そんな名コンビも音楽性の違いから、決別することになる。
マイケルから突如言い渡された解雇通告。
それ以降、2人が共演することはなかった。
2009年、マイケルとクインシーは
電話で話し、お互いを許し合う。
クインシーは、マイケルの公演に行くと約束した。
しかし、マイケルの突然の死。
親友を失ったクインシーはひどく悲しみ、
当時のインタビューにこう応えた。
もし決別した人がいるなら、その人を許すべきだ。
許さなければ、それは毒になり、
あなたをさいなみ、離れなくなる。