礒部建多 15年1月17日放送

150117-02
risaikeda
地震とラジオ

地震大国日本において、
望まれるのは予知技術の発達。
その中で7〜8割近い的中率を誇るのが
新興技術研究所の熊谷卓らが開発した「逆ラジオ」だ。

20年前の今日、阪神・淡路大震災が発生。
震災後、相次いで報告されたのは、
発生直前の、ラジオからの大きなノイズ音だった。
そこに着眼した熊谷らは、
通常のラジオでは拾わないノイズを
積極的に拾う「逆ラジオ」を設計。
地震予兆が発するノイズを捉え、予知に貢献することが出来るのだ。
しかも大掛かりな仕掛けはいらず、
家庭でも簡単な装置で行うことが出来る。

まだ知られていないこの技術が、
さらに磨かれ、個人へと浸透していけば、
被害を0には出来ずとも、
最小限に食い止めることができる。
「逆ラジオ」は、その大きな役割を
果たしてくれるかもしれない。

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