薄景子 15年2月7日放送
名前のはなし デール・カーネギー
たとえば、一度しか会ったことがないのに
自分の名前をしっかりおぼえてくれていた人。
たとえば、毎日交わす挨拶のまえに、
いつも自分の名前を呼んでくれる人。
そんな人に出逢うたび、
胸のあたりが、ぽっとあたたかくなるのはなぜだろう。
アメリカの作家、デール・カーネギーは言う。
名前は、当人にとって、
最も大切なひびきをもつ言葉である。
自分の名前はこの世で一番最初のプレゼント。
そのひびきは、人生とともに
世界でいちばん愛しい音になっていく。