坂本弥光 15年5月23日放送
leodelrosa…
「足をつくる人」臼井二美男 ④gimico
アンピュティ・モデル。
日本でそんな新たな領域を切り開いた女性、gimico
14才の時、右足を大腿部から切断し、
彼女の義足人生は、はじまった。
足を失った人のほとんどは、その機械的な足を隠そうとする。
しかし、彼女は露出の高いものを着て外に出る。
金属の足をむき出しにして、
ファインダーに収まっていく。
そうして彼女は日本初の「義足モデル」となったのだ。
義足はファッションの一部であり、
自分を表現するパーツだ。
そう彼女は言う。
義肢装具士である臼井の高い技術を、
ファッション性・オリジナリティの再現に使う。
隠す義足を、魅せる義足へ。
臼井とgimico。
ふたりで生み出しているのは、義足という文化だ。