佐藤理人 15年6月27日放送
ドラえもんの作り方④「SF」
ありそうもない話をありそうに描きたい
それが「ドラえもん」の作者、藤子・F・不二雄の夢。
日常のありふれた出来事ほど、
視点を変えればワクワクする冒険になる。
彼は言う。
僕にとってのSFは、
サイエンスフィクションではなく、
「少し不思議」のこと
民話や伝承など、この世の言い伝えの多くは不思議な話。
昔々、おじいさんがおばあさんと若い娘と三角関係に落ちて…
といったリアルな話はひとつもない。
想像力。それは神様が人間にくれた、
現実を生き抜く力なのだろうか。