佐藤延夫 15年7月4日放送
わたしの宇宙/アレクサンドル・フリードマン
一般相対性理論を提唱したのは、物理学者のアインシュタイン。
それを天文学者のウィレム・ド・ジッターが探り、
次にこのゲームに参加したのは、数学者のアレクサンドル・フリードマンだった。
アインシュタインの示した問いを数学的にアプローチしようと試みた。
フリードマンの宇宙は、膨張と収縮のサイクルを果てしなく繰り返す。
まるで、バウンドするボールのように。
この説について天文学的な結論は求めなかったが、
のちにフリードマンの考える宇宙は、高く評価されることになる。
もうすぐ七夕。
宇宙は、あらゆる学問の坩堝だった。