佐藤理人 15年9月12日放送
saracino
脳にまつわる素朴なギモン 「恋」
人はなぜ恋に落ちるの?
進化心理学者のロビン・ダンバーによれば、
恋をすると脳には二つの化学物質が生まれるそうだ。
ワクワクの素となるドーパミンと、
トキメキの素となるオキシトシン。
脳の動きを見るとこれらの物質が、
感情を司る右脳を活発に輝かせることがわかる。
一方、理性や言語を司る左脳の動きは大きく鈍る。
恋をすると気持ちをうまく伝えられずもどかしい思いをしたり、
バカげたことをしてしまうのはそのせいだ。
しかし、恋の素となる化学物質はまだ見つかっていない。