坂本弥光 15年9月13日放送
cronicagastronomia
フェラン・アドリア ガストロノミー
天才料理人、フェラン・アドリア。
彼はレストランエル・ブリを畳んだ後、
近未来味覚ラボラトリーなる財団を設立した。
その場所を、アドリアのビジネスマネジャーを長年務める
エルネスト・ラポルテはこう表現する。
レストランは、音楽を演奏する場所。
タジェールは、“曲”を書く場所なんです。
様々なクリエイターたちを随時招聘し、チームで様々な議論をする。
最新のデジタル技術と連携しながら、
そのアイデアをどう料理に応用していくか、
終わりなき戦いに挑戦し続けているのだ。
アドリアの言葉に、こんな一言がある。
イワシとホワイトチョコレートを
混ぜちゃいけないなんて、誰が言った?
フェラン・アドリア。御年、53歳。
彼の挑戦はまだまだ終わらない。