佐藤延夫 16年3月5日放送

160305-01

相場師の人生 福沢桃介

明治生まれのその男は、農家の6人兄弟の次男坊。
下駄も買えないほど貧しく、
裸足で学校に通っていたという。
ただし頭脳は明晰だった。
9歳のときには、読むことすら難しい漢文を
独自の方法で暗唱し、教師を驚かせたそうだ。
もちろん野心も持っていた。
当時の口癖は、
「1億の金持ちになるのだ」。
明治時代の1億円は、現在では途方もない金額になる。
伝説の相場師、福沢桃介が
まだ岩崎桃介だったころの話だ。

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