小林慎一 16年3月20日放送
jentosokutogatact
サヴァンと右脳篇
発達障害がありながら
超人的な能力を発揮する
サヴァン症候群は圧倒的に男性が多い。
原因は、胎児に対する
男性ホルモンの影響だと言われている。
過剰なテストステロンは、
脳の発達に悪影響を与え
ゆっくり発達する左脳がよりダメージを受けやすい。
発達しきれなかった左脳の能力を補うために
右脳が発達し特異な能力を発揮するという。
脳卒中で左脳を損傷し、
後天的に芸術的な才能を発揮した
希有な例もある。
女性サヴァンとしては、少女ナディアが有名だ。
ナディアは6才になっても言葉をしゃべれなかったが
3才の時に驚くほど正確な歩く馬の絵を描いた。
6才の時のIQは50。
しかし、描く能力を基準にした
知能測定では160だった。