佐藤理人 16年10月15日放送
ミステリー・イン・ヒストリー 「ナイルの巫女」
1907年、3歳のドロシー・イーディは、
階段から落ち、意識不明の重傷を負った。
それから毎晩、夢に同じ場所が現れた。
7歳のとき雑誌を眺めていると、
夢で見た場所が載っていた。
古代エジプトのセティ1世の神殿。
自分は彼に仕えた巫女の生まれ変わりに違いない。
そう確信した彼女は27歳でエジプトに移住。
オンム・セティ
セティの母と改名し、
エジプト考古局初の女性職員として、
神殿で発掘の仕事に就いた。
彼女は遺跡が埋まっている場所を
次々に言い当てたという。