佐藤理人 16年10月15日放送
ミステリー・イン・ヒストリー 「メアリー・セレスト号」
1872年、ポルトガル沖で
一隻の帆船が見つかった。
メアリー・セレスト号
水と食料、救命ボートを残して
乗組員は消えていた。
40年後、船の唯一の生き残りだった男
アベル・フォスダイク
の手記が発見された。
それによると、
乗組員は事故で海に落ち、鮫に襲われた。
自分は幸運にも助かったが、
密航者だったため言い出せなかったという。
記述にはいくつか疑問があったが、
彼は既に亡くなっていたため、
確かめようがなかった。
果たしてセレスト号に何が起きたのか。
答は海だけが知っている。