森由里佳 16年11月13日放送
junkoko
食欲の秋 栗菓子の創作
信州は小布施にはじまった栗菓子の名店、桜井甘精堂。
歴代の当主たちは、
こぞってまだ見ぬ栗菓子作りに励んできた。
1代目・桜井幾右衛門は、
初めての栗菓子ともいわれる「栗落雁」を作った。
その弟、武右衛門は、当時類を見ない
栗だけでできた「純 栗ようかん」を。
5代目も、同じように前例のなかった「純 栗かのこ」を完成させた。
そして今、7代目の桜井佐七も、
和菓子の枠を超え、
栗のマカロンやマロンパイ、栗アイスと、新しい菓子作りに余念がない。
小布施を何度も訪れている人でも
いつも新しい発見を持って帰れますように
桜井甘精堂の職人が受け継いでいるのは、
菓子作りの技だけではないようだ。