河田紗弥 17年1月22日放送
Robert Drózd
ジャズな一日 ~音楽の儚さ~
2011年に、
Jazz部門で日本人初のグラミー賞を受賞した上原ひろみ。
彼女の演奏といえば、即興演奏である。
楽譜にはない、そのときの直感での演奏は、
ときに自分でも、どう収拾をつけるのか分からなくなることがあり、
舞台上で困ったこともあるという。
しかし、そのリスクをとってまで、
彼女が即興演奏にこだわる理由について、彼女はこう語っている。
「同じ景色を2回見て、
1回目のときと同じくらい感動することって絶対にない。
今日を超える感動は同じ視点からは絶対にあり得ない。
だから、毎日違うルートを通りたいと思う。
上原ひろみが一番大切にしているもの、
それは、音楽の儚さだ。
きょうはジャズの日。