佐藤延夫 17年4月1日放送

170401-03

名もなき人たち 与太郎

江戸落語でおなじみの人物、といえば与太郎である。
どことなく のんびりした性格で、
親孝行の息子であったり、大工であったり、
さまざまな役を演じ分けている。
与太郎のすごいところは、
活躍の場が落語の世界だけではなかったことにある。
島崎藤村の小説「破壊」には、与太が登場する。
残念ながら、愚か者のたとえとして。
落語ではない与太郎は、
嘘つき、でまかせ、いい加減、など
あまり素行の良い人物とは言えないようだ。

今日は4月1日。名無しの花子がお伝えしました。

タグ:

«    »

topへ

コメントをどうぞ

CAPTCHA



login