原央海 17年4月23日放送

170423-03

18時台 「フットボールアワー」篇

誰かが不祥事を起こせば、すぐにネットが炎上。
何か問題が起これば、SNSや掲示板にツッコミの声が溢れる今の時代。
誰かはこう呼ぶ。「一億総ツッコミ時代」だと。

そんな時代に生まれた「例えツッコミの天才」といえば、
漫才コンビ「フットボールアワー」の後藤輝基(ごとうてるもと)だ。

彼のツッコミは的確、でありながら、笑える。

この時間は、彼の「例えツッコミ」の数々を紹介していこう。

女性お笑いコンビ・たんぽぽの2人の
化粧前と化粧後のギャップの激しさに…
「高低差ありすぎて耳キーンなるわ!」

相方・岩尾の口臭に対して…
「奥歯のほうで猫死んでますよ。」

露出度の高い女性タレントの衣装に…
「こんなもん、四捨五入したら裸ですよ。」

共演した芸人の弟が9年浪人しているという話を聞き…
「9年言うたら、生まれた犬がボチボチ死ぬ頃ですよ!」

芸人仲間のつまらないギャグには…
「お前、よくそんなギャグ出せたな。
 陶芸家やったら割ってるヤツやで。」

ツッコミのプロ、さすがである。

少しの言い間違いをしただけで、「噛んだ」とツッコまれる今の時代。
ツッコミが世の中に広まる様子を見て、後藤は何を想うのだろうか。
意外にも彼は、とあるインタビューでこう答えている。

ツッコむ人って、なんかしんどくないですか?
リーダーシップを取ろうとしているみたいで。

僕はなりわいですから仕方がない。
でも普段はそんなにしゃべらないです。
みんなで楽しくやってる時に“なんやねん”とか言われたら冷めますやん。
だからむやみやたらに使わんほうがええと思いますけどね。

ツッコミのプロ、さすがである。

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