大友美有紀 17年5月7日放送
「女の一生」市川房枝 52歳
女性の参政権、男女差別の撤廃を求める運動で
知られた市川房枝。
第2次世界大戦が終わり、マッカーサーが
日本の民主化を進めるための改革を提示。
市川房枝、52歳の時、婦人参政権が与えられた。
その後の総選挙では、女性議員が39名誕生。
マッカーサーにお礼に行った女性議員もいた。
お礼に行くならアメリカなりイギリスで
婦人参政権運動を一所懸命やって
男女平等を認めさせそれ以来、
民主主義に男女平等が入るようになったんだから、
感謝するならむしろそういう人たちに感謝すべきだ。
婦人参政権はアメリカから与えられたもの。
けれどもそのかげには市井の活動家がいたことを
市川は、けして忘れなかった。