渋谷三紀 17年8月19日放送

170819-04
zunsanzunsan
井上ひさしと珈琲

作家の井上ひさしは、
息子が幼い頃、
よく二人で散歩に出かけた。

おもちゃ屋さん、本屋さんを回った後は、
決まって喫茶店でコーヒーを飲んだ。

井上は、店主の個性が
そのまま店の雰囲気になっているような、
小さな店を贔屓にした。
その店で、お客さんを観察したり、
店主と話すのが好きだった。

井上作品の生き生きとした会話は、
そんなところから生まれたのかもしれない。

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