大友美有紀 17年9月3日放送
ikewinski
「ぐっすりの日」パパお月さまとって
今日は、ベッドの日。
9月3日は語呂合わせで「ぐっすり」と読めるからだそうです。
お月さまが登場する絵本は数多くあります。
「はらぺこあおむし」の作者、エリック・カールさんの
「パパお月さまとって」は、娘さんのお願いから生まれた絵本です。
娘のサースティンが3歳か4歳のとき、
窓から夜空の月をみてこういいました。
『パパ、あのお月さまとって!』
わたしは、月の大きさや距離について説明しようとしましたが、
娘には理解できなかったようでした。
つぎの日、わたしは“月の本”のラフスケッチをいくつか描きました。
その後、娘が大人になってから、
『憂鬱なときにこのスケッチを見ていたら、とても気分がよくなったの』と
手紙をくれました。
カールさんは、すぐに出版社と相談します。
「パパお月さまとって」とせがまれてから25年後、絵本は誕生しました。
お月さまに、ながーいながいはしごをかけて、パパはとりに行きます。
開いたり閉じたり楽しい仕掛け絵本です。