川野康之 17年9月23日放送

170923-03
Stembridge
1978年のスワローズ その3

1978年のスワローズ

スワローズのクリーンアップは個性派ぞろいだった。
三番、小さな大打者、若松勉(つとむ)31歳。
四番、怒れる赤鬼、チャーリー・マニエル34歳。
五番、月に向かって打つアッパースイングの大杉勝男33歳。
広岡達朗監督の管理野球のもとで、
ベテランたちはのびのびと自分らしくバットを振った。
3人合わせて86本塁打、271打点を挙げた。
このシーズン、スワローズの全130試合のうち、
無得点に終わったのは1試合だけだったという。
リーグ最強にして、もっとも個性的で、
もっとも恐れられたクリーンアップだった。

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