厚焼玉子 18年4月28日放送

180428-03
Tuxyso
アルハンブラ 建築

13世紀の後半、
キリスト教の勢力に追われたイスラム圏に残されたのは
グラナダを中心としたアンダルシア南部だけになっていた。
首都は当然グラナダで、
イスラムの王はこの土地をいつくしみ、
砦を広げ、水道を引き、庭園をつくり、宮殿を建てた。

皮肉なことに
アルハンブラが大きく拡張されたのは
イスラムの残照ともいうべきこの時期だったのだ。

1492年、グラナダは陥落し、
アルハンブラ宮殿はキリスト教徒の手に落ちる。

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