大友美有紀 18年5月6日放送

180506-04

「日本美の再発見・ブルーノ タウト」伊勢神宮

ドイツ人建築家ブルーノ タウトは、
1933年に来日後、精力的に各地を巡り、
日本への認識を深めていく。
桂離宮と並んで、感銘を受けたのは伊勢神宮だった。

 日本が世界に与えた一切のものの源泉、
 まったく独自な日本文化を開く鍵、
 完成せる形のゆえに全世界の賛美する日本の根源
 それは外宮、内宮、および荒祭宮(あらまつりのみや)をもつ
 伊勢である。

そこには日本文化のすべての優れた特性が
渾然と融合して見事な結晶をなしているのだという。
80年以上前にここまで言い切るドイツ人がいたことに
感銘を受けてしまう。

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