川野康之 18年6月23日放送
男と女の『古事記』
『古事記』が伝える日本神話。
そこには生き生きと愛し合う男と女の姿が描かれている。
スサノオは乱暴者であった。
田畑を壊し、用水路を埋め、神殿に汚物をまいた。
父を怒らせ、姉を困らせ、ついには神々に追放されてしまった。
そんなスサノオが遠い出雲の地で、
怪物への生け贄にされそうだった一人の少女と出会う。
彼女のために怪物と闘って、命を救った。
スサノオは誇らしいすがすがしい気分だった。
やっと自分のいる場所を見つけたような気がした。
その地に家を建て、少女クシナダヒメを妻にし、歌をうたった。
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣つくる その八重垣を
この日はこの素戔嗚尊の回しか聴けませんでした。
なぜこの日は「古事記」だったのでしょうか。
自分自身においては
翌日たまたま渋谷の氷川神社へ行ったので、関連があったのかもと思ったり
(氷川神社は、素戔嗚尊、稲田姫命が御祭神です)
それとも、来月末に島根に行くので、須我神社を訪れることになるのかもと思ったり
(こちらは日本初の宮、スサノオとイナダ姫が結ばれた土地ともいわれます)
素敵な番組ですね
ナレーションも好きです
ずっと続いてほしいと思っております