佐藤延夫 18年7月1日放送
童謡 赤とんぼ
夕焼け 小焼けの あかとんぼ 負われてみたのは いつの日か
童謡、赤とんぼ。
この歌は、作詞をした三木露風の幼少時代の思い出がベースになっている。
5歳のとき両親が離婚し、露風は祖父に引き取られた。
十五で 姐やは 嫁にゆき お里のたよりも たえはてた
「姐や」は、実際の姉ではなく、子守をしていた女中をさす。
見知らぬ土地で、両親や親しい人と離れて暮らす。
この歌に潜む、言いようのない寂しさに、
私たちは心惹かれるのかもしれない。
今日7月1日は、童謡の日。
あなたの思い出の歌は、なんですか。