厚焼玉子 18年7月14日放送
パリ祭 歴史
1789年のこの日
パリの市民によるバスティーユの襲撃は
フランス革命につながった。
翌1790年の7月14日には大規模な記念式典が行われ
国民軍司令官のラ・ファイエット公爵とルイ16世が
憲法に忠誠を誓った。
革命の余波は長く続いた。
国王と王妃の処刑。
ナポレオンのクーデター。
王政復古。
多くの血が流された。
我々は本当に正しいことをしているのかと
疑いを持った人もいただろう。
そして1879年、7月14日を祝う祝祭が再び開かれ
1880年には7月14日を祝日にする法案が可決された。
最初のパリ祭から90年後のことだった。
市民の決起は正しかった。
あの革命は正しかったと思えるまでに
長い時間が必要だったのだろう。