河田紗弥 18年10月13日放送
Photo by GeoTrinity
ちょっと不思議な「いただきます」 〜シリアル〜
アメリカ人の朝食の定番とも言える「シリアル」
このシリアルは、あるひとりの男の失敗によって生み出された。
ウィル・キース・ケロッグは
医学博士の兄に頼まれ、
研究助手や患者の食事の調理を受け持っていた。
ある日、パン生地の主要な原料である茹でた小麦をほったらかしにして
数時間後に慌てて戻ってみると、
小麦がフレーク状になっていた。
興味を持ったケロッグ氏は、
フレーク状態になったその小麦を焼いてみたところ、
カリカリのスナックが出来上がったのだ。
患者たちに食べてもらうと、これが大好評!
ケロッグはこれを大量生産することを決め、
現在のケロッグ社が誕生したのであった。