佐藤理人 18年11月17日放送

181117-01

巴里の灯

1926年、チャールズ・リンドバーグは一つの夢を抱いた。

大西洋を飛行機で横断してみせる。
だが当時5800kmも飛べる飛行機はなかった。

彼は地元の実業家たちから資金を獲得。飛行機の製造を始めた。

灯りも窓も捨て、燃料タンクを目一杯積んだ飛行機は、

 スピリット・オブ・セントルイス号

と名付けられた。

1年後、セントルイスの夢をのせた翼は、
ニューヨークからパリに向けて飛び立った。

リンドバーグ、25歳の春だった。

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