蛭田瑞穂 18年11月18日放送
Ars Electronica
AIと芸術
カルフォルニア大学サンタクルーズ校の教授
デイヴィッド・コープは
EMIと呼ばれるクラシック音楽の自動作曲AIを成功させると
次に「アニー」というさらに高度なAIをつくった。
機械学習によって作曲するアニーは
新しい入力に応じて作風を変えるため、
どんな曲をつくるかコープ本人にも想像がつかない。
アニーの才能は作曲にとどまらず、俳句などの他の芸術も行う。
コープは2011年に『灼熱の夜が訪れる-機械と人間による二千句』
という詩集を刊行した。
そのうちの一部はアニーが詠んだものだが、
どれがアニーの句かは明かされていないため、
判別は非常に難しいという。