川野康之 19年1月19日放送

190119-01

走り出す 用意ドン

「位置について、用意、ドン」

というスタートの合図、
いったいいつ頃から使われていたのでしょうか。
明文化されたのは1929年発行の陸上競技規則だったという。
ではそれよりももっと前は、どんな合図が使われていたのか。
1883年(明治16年)に行われた東京大学の運動会では、
「いいか、ひいふうみい」
で走り出していたと伝えられている。
ちなみに翌年は、
「よろしゅうごわすか、用意」
そのほか「位置について」を指示するかけ声で
「腰を上げて待てえ」
「おんちゃなケツあげい」
なんてのもあったといいます。

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