佐藤延夫 19年4月6日放送



宇宙の地図 プトレマイオス

太古の昔から、人は空を眺め、
頭上に広がる宇宙を地図にしようと試みた。

天文学者プトレマイオスの提唱する天動説が主流だった時代。
その地図も、地球を中心に据えたものがほとんどだった。
一枚の絵の中に、月食の様子や、
月の満ち欠けが説明されており、
地球の周りを、太陽や惑星の入った透明な球がまわっている。

月より遠くにあるものは、全てエーテルでできている、と考えられていた。

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