佐藤延夫 19年4月6日放送
宇宙の地図 アンドレアス・セラリウス
1660年。
地図製作者のアンドレアス・セラリウスは、
コペルニクスの説をもとに宇宙の地図を描いた。
それより50年前、望遠鏡が発明され、
月の表面がでこぼこしていることや
惑星がちゃんと丸いこと、
なによりも、宇宙には無数の星が存在することがわかった。
セラリウスの地図は、
擬人化された太陽が
中央から放射線状に光を放ち、
オーブをまとった星たちは、
そのまわりをぐるぐると回っている。
なお、宇宙を取り囲むように
12星座が描かれている。