松岡康 19年6月16日放送
Okayu2323
6月の和菓子
今日は和菓子の日。
4月は桜餅、5月は柏餅と誰もがしっているが、
6月を代表する和菓子といえば、何かご存知だろうか?
答えは「水無月」という三角型のお菓子。
白い半透明のういろうの上に、小豆を乗せた
どこか涼しげな姿のお菓子だ。
室町時代、旧暦6月1日の「氷の節句」の日に、
氷室から氷を切り出して食し
暑気払いをする宮中の風習があった。
当時氷は大変高価なもの。
庶民たちは見た目を氷に似せた水無月をつくり
みなで食したという説がある。
むしむしと熱さが増すこの季節。
平安時代に想いをはせながら、
水無月を食べて涼んでみてはいかがだろうか。