河田紗弥 19年8月4日放送
foreverdigital
喉が渇いたなら。 〜ビール〜
1516年、
ドイツのバイエルン地方の君主
ウイルヘルム4世は
「ビール純粋令」を発令する。
修道院でつくられる美味しいビールを
見よう見まねでつくる民間企業が増え、
ビールの品質が全体的に低下したことが理由として言われている。
「ビール純粋令」の中身は、
「ビールは大麦とホップ、そして水以外のものを醸造してはならない。」
というものであった。
これにより、
その後のドイツビールの品質と人気の上昇はとどまることを知らなかった。
この「ビール純粋令」は、
ドイツでは今もなお、国内で製造される
下面発酵ビールにおいては守られている。